生体認証決済
カテゴリ: セキュリティと認証
生体認証決済(Biometric Payment)は、指紋、顔、静脈、虹彩(目の模様)、声紋などの身体的特徴を用いて本人確認を行い、決済を完了させる仕組みです。パスワードや暗証番号は忘れたり盗まれたりするリスクがありますが、生体情報は「持ち歩く必要がなく、紛失しない」かつ「偽造が極めて困難」であるため、高いセキュリティと利便性を両立できます。
スマートフォンのロック解除やApple Payなどのモバイル決済で広く普及しているほか、最近では、店舗に設置されたタブレット端末に顔をかざすだけで手ぶらで支払いができる「顔認証決済」や、手のひらをかざす「静脈認証決済」の実用化が進んでいます。クレジットカードやスマホすら取り出す必要がない究極のフリクションレス(摩擦のない)決済として期待されていますが、普及の鍵は、生体情報のプライバシー保護と、高精度な認証技術の低コスト化にあります。